「TERRE CASA」OPENED
TBJインテリアデザイン建築事務所から不動産を扱うブランド『Terre Casa』が独立事務所を構え、昨年末オープンしました。
ファサード
築５５年の歴史の中で阪神大震災を生き抜いたビルを歴史を活かしつつ、神戸市中央区の玄関口にふさわしいファサードに変えました。 実際に目にしたミラノ・パリの街並みのファサードからオーナーにイメージや意見を聴き形にしました。照明はプラハ出張時に検討、ポストはプラハの金物屋から買い付けた本物です。ベルギーのビンテージレンガを外壁に使用、木製格子窓やコットンテントにて伝統的な建築ファサードとしました。
Welcome fire
冬の季節、中央区の入り口として英国製壁掛け式ガス暖炉にて道行く人の心を温め、客人をウェルカムファイアーにてもてなす。通常壁に固定する暖炉を可動（半回転）する装飾柱に設置し暖炉を壁に掛けることで初の可動式暖炉としました。
こだわりのインテリア
床はローマからの石を敷き詰めました。暖炉「ダンディ」のアクセントの壁はイギリス古材ビンテージレンガを使用しました。オリジナルの木製建具に英国ビンテージドアノブを採用し重厚感も演出。 テラス側の家具にはCassina IXC.のKOKI(スタッキングアームチェア)を採用。遮光カーテンはcreationバウマンでコーディネート。 客席にはCassinaのCab chairを採用し、ときめきを演出しました。カウンターにはフェラーリの街、イタリア・モデナにあるラミナム社のタイルにてオリジナルカウンターデスクを製作。 1000×3000㎜というメガサイズのタイルを現場加工し最大限に使用しました。またCassinaとの相性にもこだわっています。
雑貨ブース
プラハでイメージしたキュビズムデザインで制作した展示家具が設置予定です。伝統の中に新時代のキュビズムを見出しヨーロッパ各地で買い付けたビンテージ家電が展示され引き立つようにデザインしました。
IKEAキッチン
IKEAのキッチンは家庭だけではなくこのようにオフィスにもピッタリと合うデザインがそろっています。実際の幅寸法に合わせ、キャビネットをチョイスし、用途に合わせてシンクや水栓、調理機器をセレクトします。扉や天板の素材、色も多くのレパートリーがあるため、他にないオリジナルキッチンが出来上がります。
今回店舗用にと、ミニキッチンでセレクトしたものは間口のサイズに合わせ950幅で設計。扉にはBODBYNオフホワイト、ワークトップはコンクリート調のEKBACKENをオフィスのカウンター、ラミナム社のタイルに合うようにセレクトしました。またオフィスで靴を履いたままキッチンに立つため高さも910ｍｍにしています。自由にオシャレに組み合わせが出来るのもIKEAキッチンならでは。
こだわりで造りました不動産事務所です。デザイン設計事務所だからご提案できるリノベーションにふさわしい物件をお探しします。「住まいをオシャレにトキめく物件」をお探ししたい方のお手伝いをいたします。
ぜひ一度お立ち寄りくださいませ。
