KYOTOGRAPHIE
京都市街を中心に開催される国際的なフォト・フェスティバル「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」。
世界で活躍するフォトグラファーの作品やコレクションを、京都を代表する寺院や通常非公開の歴史的建造物など特別な空間で見ることができます。今年のテーマ”LOVE”を通して弊社の企業理念でもある”LOVE”とは?また写真のあり方や奥深さを学びに行ってきました。
1.二条城 二の丸御殿台所・東南隅櫓
マリリンモンローやパブロ・ピカソなど数多くの著名人を撮影したアメリカの肖像写真家アーノルド・ニューマンの回顧展。
2.元・新風館
リノベーション真っ只中である元・新風館を活かしデザインされた空間での様々なアーティストによる展示。
3.建仁寺
建仁寺の中にある両足院にて荒木経惟さんの作品「机上の愛」の展示。6×7のポジフィルムで机の上のみで撮影された極彩色の生物写真により刺激的で挑発的な愛を表現していました。
4.ASPHODEL
アートフォトマガジン「TOILET PAPER magazine」のインスタレーション。3階建てビルASPHODEL全棟を使い創刊者の出身国であるイタリアの食文化やサブカルチャーを展開、刺激的で圧巻のインスタレーションでした。
5.嶋臺ギャラリー
女性写真家ハンネ・ファン・デル・ワウデが撮影したオランダの老夫婦の生活を記録した展示。老いてもクリエイティビティを失わなかった老人たちを撮り続けた風変わりな作品展です。
京都の伝統的建造物と世界的写真家たちとのコラボレーションが新たな景色を生み出すことで、伝統を風化させない京都のまちづくりとアートと文化とのこれからのあり方を学びました。築100年以上の歴史ある古民家を扱う弊社でも、その家柄の歴史とそれを受け継ぐ人たちの間でまた次の100年後へと引き継ぐ役割を果たせるようにと強く思いました。